駅に続く路地
遅れて出た朝の空に
指針として道沿いを
理不尽がないので衰退していく。
幻影
凪と強い陽
足下で陽が落ちた
早歩きで
わかんないか。
向かうは千の日
語るにしろ、考えろ。
また明日、また明日。
風
思い出はモノクロ
捲れた地図を指したペン
山の上に
舞い上がる風
無条件
流星
レンズが横目
普段着を着飾る。ファインダーを覗く。とてもとても。
レリーズの次の瞬間からがすでにもうシャッターチャンスなんでね。
性質が異なるモノ