望むように
季節外れの花が咲く
階段は登れないので
追う、追う、追う。
よく見れば、と。
不思議なことに、未だ飽きていない。
風が染む場所
光を撮るともいえるね。
不具合である。
ゴミ屑の珠玉
饒舌な歌い手達
誰も振り向かなかった
集大成だと彼が言う
日溜まりの陰
風が届かない
3年目もまた咲く秋桜。
ラストスパートじゃないんだって
粉っぽい空気の夜に唯々と
向けてしまいました。押してしまいました。
オレンジと紫と青と
視界に感謝などしないのだから、感謝。
走ってたら撮れないしね。
もっと西
運ともいう人もいる
マグネシウムに触れる手の平に、季節。
レリーズしてから始まることと
絶対に変わるものではあるが、空の青が想像できない。
海も川も見えない坂
構えた後に腕を下ろすことも多くなった。